備忘録のようなもの

思うことのあれこれを記録しておくところ

空がもう春になりたがっている

ちびっこはお皿が上手に持てない

 ヘアサロンに行くと、最近オーナー(というか美容師はオーナーしかいない)のお子さんがやってくる。オーナーの奥さん(シャンプーやトリートメントを担当している)と一緒にやってくる。元気いっぱい。一体どこにその体力があるんだろう、と足元を通り過ぎるちびっこを見ていると、手に持っていたお皿からぽろぽろとクッキーが零れ落ちた。

「落ちてるよ」と声を掛けると、ちびっこはにっこり笑って「食べう?」と聞いてくる。かわいい。さすがに落としたものを勧めては来ないが、いやはや、足元のクッキーはええんかいな。しばらくして奥さんがやってきて「どうしてもお皿がいいみたいで」とのこと。落としてることなんか気にしてないんだろうなぁ。でも、おやつをお皿に出す感覚、大事にして欲しい。

 なんでも袋から食べる人間にはならんほうがええと思う。これはマジで。

 

血圧は歩いてこない だから運動するんだよ

 信じられないことに、血圧の下の方(言い方忘れたんかい)は、運動でしか下がらないらしい。脳神経外科がそう言っていた。だから誰も薬出さんかったんかぁ、という納得と、結局運動かぁ、というため息が同時にきた。えぐい。しかも、MRIの結果、神経に異常はないが、血管(動脈)がやや硬くなっているらしい。放置したら死ぬやん、どう考えても。祖母が脳梗塞を2回やってるので(やってる)、「遺伝のものだと思います」と言われてしまった。さすがに笑えん。

 ということで、ひとまず重度になってしまった片頭痛を投薬治療しつつ、やはり重度になっている緊張型頭痛を緩和すべく、日々のストレッチとリハビリ通いとなった。あとは片頭痛が軽くなってきたところで、運動をはじめられたら最高。なにをするかは決めていないけど、まあそういうときになったらご縁があるでしょう。知らんけど。

 人生、やっぱりハードモードや。まあ、さすがに慣れてきたけどな。

 

車窓から見える夜景は百万ボルト

 阪急三国駅と十三駅の間から見える梅田のビル街が本当にきれいで、冬はよく窓に張り付いて見てた。さすがに最近は空も明るくて、全然夜景じゃなくなっちゃったけど。

 でも、なんだろうな。あの一瞬だけ、ビル街がすごく立派に思える。やっぱり、なんでも少し遠くから見るのが一番なんだろうな。近づきすぎたら、見たくないものまで見ちゃうし。きれいに見える距離って、きっと対象それぞれにあって、きれいだと思える距離も、人それぞれにある。

 最寄り駅を降りたときの、あのなにもない殺風景な感じも、わたしは好きだよ。近すぎて、きれいだなんて思わないけど、それでもやっぱり好きだよ。