備忘録のようなもの

思うことのあれこれを記録しておくところ

新年早々、血圧を測っている話

 年が明けてわずか四日しか経っていないにも関わらず、五日目に一日中頭痛にさいなまれて寝込んだ。原因はいくつか思い浮かぶが、そうでなくても頭痛持ちなので、布団に寝ころびながら「いい加減こいつとの付き合い方とも考えないと」と思った。

 翌日、早速かかりつけのクリニックへ行くと、血圧を測られた。上が141、下が99。思わず「ハイスコア!」とくだらない合いの手を入れそうになったが、看護師が「あれ?」と首を傾げたので言うのはやめておいた。首を傾げたくなる気持ちはわかる。健康診断でも似たような数字を見たことがあったからだ。

 そのときは看護師も「階段走って来られたんですか?」「緊張されてるのかな」とどうにか和ませようとしてくれたのだが、階段を走るなんて小学生の頃もやったことがないほどの体力のなさと採血も検尿もすんなりこなせる病院慣れしたわたしである。そんなわけがない。「経過観察」で終わってしまったのがよくなかったのかもしれない。

「一週間、朝晩血圧測ってね。頭痛の頓服出しとくね」というわけで、わたしはここ数日朝食の前と寝る前に血圧を測っている。心拍数だけがほぼ一定で、あとはバラバラ。不安がないわけではないが、今更なにがどうということもないので粛々と測るのみ。看護師にもらった「家庭血圧管理ノート<複写版>」がもっとも現実味がある。

 頭痛で寝込んだ日に「#7119」に電話を掛けたところ、兵庫県の該当エリアは神戸だったようで「伊丹は、いたみ健康・医療相談ダイヤル24にお願いします」と言われてしまった。フリーダイアルに電話をすると、「意識もはっきりされていますし、言葉も問題ないので緊急性のあるものではないと思います」と言われ「そりゃそうだろうよ!」と思わずスマホを投げそうになった。ただ、今から受診できる病院がないことや救急の頭痛外来がある病院などを教えてもらえた。ていねいにお礼を言って電話を切ると、「緊急性のあるものではない」という言葉に安心したのか、薬がようやく効いてきたのか頭痛が少しやわらいでいた。

 結局、翌日かかりつけに行き、タイトル通りの生活を送っているわけだが。一年の計は元旦にあり、なんてよく言う。新年早々、笑いのネタが増えてしまった。いよいよ愉快で飽きのこない人生になってきたと思う。