備忘録のようなもの

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8Pサブスクプレイリストから勝手に好きな曲ベスト8

 8Pを知ったのは、友人が「おもしろいユニットできたよ」とかなんとか教えてくれたことがきっかけだった気がするけどもう忘れました。すぐ忘れます。ほんと、最初の2年ちょっとくらい?番組を見て、朗読を聴いて「みんなうまい! すごい!」と思って、女装ブロマイド買ったりボイスなんちゃら買ったりした程度の、なんちゃってにわかえいぴファンって感じでした。
 しばらく離れていて、と言ってもメンバー各々ご活躍で、アニメを見ては「この声はもしや」と言ってみたり、なんだかんだ気にしながら今日に至るという。サブスクが解禁したのは知っていて、でもバラバラに聴くの面倒くさいなぁと思っていたら公式がプレイリストを作ってくれたようなので、ありがたく全部ダウンロードしてオフライン再生できるようにしちゃいました(急にどうした)

 聴いてびっくり! めちゃめちゃいい!(声でかっ)

 どれも違ったよさがあって(朗読劇の挿入曲なのもあったりして)テーマが伝わってくるのがやっぱりおもしろいんですよね。ただ、すでに知っている朗読劇もあれば、さっぱり知らないのもあったので、その辺開き直ってノー履修でベスト8作りました。誰のファンだから、みたいなんじゃなくて、単純に「曲が好き」「聴いて感動した」という理由で選んでます。順位というか好きな曲リストってノリでいきます!

 

1.トワイライト、フィロソフィー/畠中祐・髙坂篤志

 思わずつぶやいてしまうほど好きな曲なんですよね。髙坂さんはどちらかと言えば歌うのはあまり……という感じのことをご自身でもおっしゃっていたような記憶があるんですが、声質の違いがこんなに心地よく聴けるのはそれぞれにお互いの声をきちんと意識しているからだと思うんですよね。声優という職業だからこそ、音だけに捉われないというか、感情の部分で寄り添うことができるのかな、と。歌っているけれど、お芝居が見えてくる感じがあって、このふたり(朗読劇でどんな役かは知りません)の関係はさわやかな青春ものというだけではないのかな、と想像させる奥行があります。
 ユニット曲って、前提として朗読劇があるからそう感じるのかもしれないんですけど、役として歌っているのが伝わってくるからおもしろいですね。キャラクターソングと言えばそうだけど、敢えて畠中くんと髙坂さんで世界観を表現しているというニュアンスで受け取ってます。

 

2.Midsummer Octave’s Dream/畠中祐

 とにかく歌がうめえんだ! それに尽きるんだ! なんなんすかこの人! またうまくなってません? なんなん???(ばくしょう)
 サビは疾走感に負けないパワフルな歌声なのに、メロディーでのささやくような声の緩急が絶妙でたまりませんね。こういうハードロックってずっと「強」で押し切れるし、押し切っていいんですけど、畠中くんはそうしない。ふと、頭上から声が降ってくるような、上から音が降り注ぐような聞こえ方をすることがあって、かと思えば下から突き上げてきてという表現の幅広さはやっぱりすごいな、と思います。いや~~~うまいな!(語彙力)

 

3.ダブルスターライト/野上翔八代拓

 懐かし~~~~~! と思わずガッツポーズをしてしまいました。こういう曲、いっぱい聞いたな~~~テクノというかね、K室T也みたいなやつですよね(ほぼ言ってる)90年代から00年のアレですよ。やっぱり世代なんでね、わたし。この曲は触れずにはいられませんでした。組み合わせもいいですね。同じ事務所で気心の知れたというか、わたしが見ていた頃はポンコツの八代さんをサポートしてあげる野上さんというイメージが強いんですが、さすがに八代さんポンコツ卒業したかな……(どうだろう)
 野上さんの真骨頂とも言えるかわいい声が堪能できてにこにこしちゃいますね。八代さんがセクシーを封印(?)してさわやかに歌ってるのもアイドルっぽくていいな~~~。声はかわいいけど曲はかっこいいって最高っすわ!

 

4.Third time pays for all/髙坂篤志

 Twitterで言いたいこと言っちゃってますね。髙坂さんは最年長なので、大人に全振りするのは正統派そのものだと思うんですけど、でも正統派の中でもまだ遊んでるというか、いたずらな仕草が見え隠れする。それがジャズというチョイスになるんだなって思うんですよ。余裕のある大人というよりは、(歌詞も含めて)「まだまだここから」っていうチャレンジャーの匂いがして、これが愛おしさもあり、かっこよさもあるというね。歌声の実直さが不器用さを演出しつつ、不意に聞こえる吐息がセクシーで気が抜けない一曲。髙坂篤志、おそるべし。

 

5.哀シキ宿命ニ/畠中祐千葉翔也

 これもまたいにしえのキャラクターソングでとてもいいですね。和テイスト、めちゃくちゃ好きです。オタクみんな好きだろ!(暴言)このユニットの朗読劇、わたし観た気がするな……八代さんがめちゃくちゃいい声の長老みたいな役だったやつかな(なんだそれは)やたら八代さんの声が好きで「ずっと長老でいて」と図々しいことを思った気がするんだけど、この作品じゃなかったらすいません。
 いつもはやんちゃな兄と振り回されがちな弟って感じのふたりですけど、どっちも主人公ボイスなんですよね、少年漫画系の。千葉くんはクールな役だったのかな、温度差がうまいなって思った記憶があります。一緒に歌うとその温度差が曲の中でうまく混ざっていてかっこいいな。歌詞がキャラクターの意志そのものだからか、一言一言を宣言していくというか、確かめていく感じが好きですね。

 

6.Light-Blue Wind/ランズベリー・アーサー

 怒られる覚悟で言いますね。B○MPかと思った……っ!(ここ笑うとこ)
 というかね、アーサーさんがこんなさわやかな感じでくると思わなくて、勝手にバラードかと思ってて(失礼)、前(のはず!)に歌ってるソロ曲の「FREE」がロックだったから、今度こそバラードかと思ってて(ごめんって)、そしたらロックはロックだったっていう(ばくしょう)アーサーさんの声はロックで声を張るよりしっとり歌うとかウィスパーで歌うとかそういう感じのイメージが勝手にあったんですよね。でも、できるんだなぁ……こんな明るく、まるで手を差し伸べてくれるような……これがあの団長? 無茶ぶりしてきれいな顔でにこにこ笑ってるあの団長!? 最高! そりゃみんなついてくるよ! 団長慕ってサーカスもするさ! この曲を(わたしの中で)勝手にサーカス団のテーマ曲にしました。Happiness!

 

7.Make Up Lip/野上翔

 何度でもやってくるいにしえの○○シリーズ! 今度は「いにしえのアイドルソング」ですね。野上さんはかわいいキャラクターのイメージが強いんですけど(某アイドルキャラクターを想像しています)、その延長かと言えばそうではないのがおもしろくていいな、と。バックに後輩連れて踊る感じの曲ですけど(アイドルで例えるな)、野上さんは普段控えめな分、表現でパンと弾ける瞬間があってその「やりきる」感じがかっこいいなと思いますね。「似合うよ」という囁きが聞こえるとさすがにドキッとしますね。いや~~~アイドルだわ~~~~(声優だよ)

 

8.桜の戦慄/髙坂篤志益山武明

 歌いだしの益山さんに「え??????」ってなってたら、髙坂さんが「好きだと言うより 触れる方が届く」とか歌いだして余計「え???????」ってなりました。なんですか? なんの話ですかこの曲は。そしてサビ。さわやかすぎる。泣きそうだ。なんかわからんけどめっちゃ切ないのはわかる。実は似たような現象が「追憶レター」でも起きたんだけど、これは特に朗読劇の主題歌でもないと思うから、まあそんな深読みすることもないと思うけど、き、き、気になる~~~! どういう展開~~!?
 と、思わずそわそわしてしまうドラマチックな一曲ですね。それにしても益山さん、ここまで出て来なくて申し訳ないけど、ほんと多才というかどんな曲でも余裕があってすごい……うまい……畠中くんのときとは違うタイプの「包み込む感」があっていいですね。畠中くんは「寄り添う感」だったかもしれない。いや~~包容力と切実さがこの曲を演出してますね。好きだなぁ。

 

 誰かのファンとしてではなく、と言った手前気を遣うわけではないですが、榎木さんがいらっしゃらないことに気づきました。榎木さん、ユニット曲が「キタカゼトタイヨウ」で、明らかに益山武明のターン! って感じだったんで、そのイメージが強すぎましたね。あ、ちらっと話題にしましたけど「追憶レター」がジャニーズJr.が好んで歌いそうな曲調で親近感がわきました。めちゃくちゃ好きなので、ベスト9にしてもいいんじゃないかと思わんでもないですが、一応8Pに掛けて(なぜ?)8曲にしました。榎木さん、天デ部の下田くんめっちゃ好きです(ピンポイント)

 

 いや、長い! 長すぎるわ! こんなところまでお付き合いくださった方、お疲れさまでした。いや~~楽しい。音楽聴くの好きっていうのもあるんですけど、アーティストとしてではなく、飽くまで声優ユニットとして活動していて、その中で出すCDというのが興味深く、おもしろいと思いますね。サブスク解禁ありがとう8P~~~いっぱい聴くよ~~~!

 

 最後に、今回紹介した曲のプレイリストを置いておきます。「追憶レター」も入ってます!笑

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