備忘録のようなもの

思うことのあれこれを記録しておくところ

俳句ラボ ガイダンス

◆若手による若手のための俳句講座「俳句ラボ」

 日時:2017年6月11日(日)14:00~17:00

 会場:柿衛文庫 講話室

 主催:柿衛文庫

 

 俳句ラボに参加するのは、今年で3年目になる。さすがに「初心者」というのも憚られるようになったが、いまだ「初心者」を貫く体たらくなわたしを、いつも温かく迎え入れてくれるのが、俳句ラボ。

 今年は塩見コーディネーターが、講師としても参加するそうだ。おお、塩見先生……と、若干の緊張感を抱きつつ、なにをするのか今から楽しみ。伊丹吟行。

 ワークショップで久しぶりに俳句を作った。久しぶり、というのは若干語弊があるけれども、人前に晒されたのは久しぶり。時間が足りず、ごちゃごちゃした17音。我ながらてんこ盛り。案の定、杉田先生から「言葉がゴツゴツしていて盛りすぎ」とのご指摘が。このやりとり、毎年やってる気がする……毎年1句は必ず杉田先生に「これは盛りすぎ!」と苦笑いされている気が……今年もお約束をいただいたところで、名を明かしたわけですが。みなさんの話の種になっただけ、よしとします。精進精進。

 新しい方もいらっしゃるようで、ドキドキ。やっぱり「俳句ははじめて」という方に会うとうれしい。いつかのわたしがそこにいるみたいで。増えるといいな、と思いながら、来月がもう待ち遠しい今日です。

第一回文学フリマ京都

◆第一回文学フリマ京都

日時:2017年1月22日(日)11時~16時

会場:京都市勧業館 みやこめっせ 地下1階第1展示場

 

いってきました、みやこめっせ

コミックマーケットにはよく行くのですが、文学フリマははじめて。いつものノリで行ってみたら、いろいろと勝手が違って驚きました。

開場時間15分前に会場に着いたのですが、全然人がいない(コミケ比)。そもそもコミケを比較対象にすること自体が間違いなのかもしれませんが、オンリーイベントくらいのざわつきを想定していたもので。いやはや、こじんまりとして大変落ち着きます。

よい子にして待っていること15分。パンフレットをもらっていざ会場へ!

入ってみると展示場と言うだけあって会場は広々。天井も高いので閉塞感がありません。空調もよく効いていて、これならゆっくり見られそう。

 

目当ては三詩型のブース。今回の戦利品。

つ、ついに「庫内灯」を買ってしまいました。BL俳句というものがいかなるものか、と思いつつ手を出さずにいたのですが、どうやらvol.1が残りわずかということで。お世話になっている先生も寄稿されていることだし、といそいそと購入。

ああ、憐れ腐女子の性よ(時すでに遅し)

本の感想はいずれ書くとして(と言いつつ書かないかもしれない、面倒くさがりだから)、「川柳サイド」と「短歌ホリック」はTwitterでサブリミナルされていたので、迷いなく購入しました。

わたしは俳句をはじめて間もない初心者ですが、俳句とは違う定型を持った川柳や短歌にも興味があります。TwitterのTLにおけるサブリミナルでもあると思いますが、川柳には川柳の、短歌には短歌の、そして俳句には俳句の良し悪しというものがあって、やはり俳句をするにあたって「違うものを知る」ということが「俳句の良さをより実感できる」ということでもあるのかなぁ、と。

「俳句の良さをより実感できる」ということがイコール「川柳/短歌を否定する」ということではなく、同じ17音でも俳句と川柳では表現できることに違いがあるよね、というようなことです。あしからず。わたしはどうも言葉足らずなところがありまして。無駄話は長い癖に、ね。

 

文学フリマの感想のはずが脱線しました。こういうとこ、こういうところよ。

さて、文学フリマに行って一番驚いたのは、「漫画文化のキャッチ―さ」でした。誤解を恐れず言うと、コミックマーケットはマーケットの名に恥じることなく市場なのです。にぎやかで、あざやかで、わいわいしている。

一方文学フリマは、フリーマーケットと言いつつ、コミックマーケットの「マーケット」とはイコールでない、という印象がありました。

今更なんですけど、行ってみないとわからないんだなって思ったんですよ。今更なんですけどね?

そりゃあ誰だって知ってる人から見れば「今更」なんですよ。でもね、こういう発見ってやっぱり楽しいですよね。おもしろいですよね、人から教わるのではなく、体験して気付く。それに漫画文化の(表紙がカラーであるかどうかは関係なく)色鮮やかなことと言ったら、というね。

これは文学というジャンルが決してセピアだのモノトーンだのと言う話ではなく、やはり表現媒体が変われば、雰囲気もガラッと変わるものなんだな、と。

一応、コミックとついているので「漫画文化」と代表して言いましたが、コミックマーケットという文化であることは重々承知しております。こちらもどうぞお怒りなく。

いつも以上に長々と雑感をお届けしました。

ここまでお付き合いいただきありがとうございました。あー楽しかった。どれから読もうかな。

第13回鬼貫青春俳句大賞公開選考会・表彰式

◆第13回鬼貫青春俳句大賞公開選考会ならびに表彰式

 日時:2016年12月3日(土)14:00~

 会場:柿衛文庫 講座室

 選考委員:稲畑廣太郎氏(「ホトトギス」主宰)、山本純子氏(詩人)、坪内稔典氏(柿衛文庫也雲軒塾頭)、森山祐美杏氏(伊丹青年会議所専務理事)、岡田麗氏(柿衛文庫副館長)

 

 備忘録として、質問コーナーであがった質問と先生方の解答のメモ。ご一読いただく際は、内容がニュアンスであることをあらかじめご了承いただきたく。

 

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